それでは、私の持っているキャラクターのイメージを辛辣に語ります。
 辛辣に、です。けっこうヒドいことを云うかも知れません。
 好きな順なので当然、特に下に行けば行くほど短く冷たい言葉になると思います(苦笑)。
 すみません。

1 .七条 臣[Omi Shichijo]

 ベストED攻略は番目でした。
 第一印象ではそんなに好みっぽくなかったんで、もっと後回しにするつもりでした。まぁ苦手なタイプでもなかったんですが、あの泣きボクロが ‥‥‥ どうも苦手で。でも実際ゲームしてみるとあまりホクロ目立たないし(笑)、何より丁寧な口調がけっこうツボだったので周目のターゲットにして ‥‥‥ 見事、クリーンヒットでした。
 本来私の好みは「行動力があり表情が豊かな主人公(ヒーロー)丹羽くんのようなタイプとか、「凛として無愛想なのに時折見せる笑顔が素敵」という篠宮さんのようなタイプで。「頭脳派な上ポーカーフェイスで何考えてるか掴めない」タイプにここまでハマったのは、彼が初めてです。というか、この『学園ヘヴン』に関しては、今までの自分の中の好みが悉く覆されてます(笑)。

 まずは声。「声を知っている人が当てている」というのが、かなり取っつきやすかったです(『学園ヘヴン』の場合、知っている人は坪井氏の他に置鮎氏と森川氏、川上さんしかいなかった ‥‥‥ あと、堀氏)。ゆっくり喋る敬語も、好きです。
 それから、回想シーンが一番のヒット。幼い頃の苛められエピソードは勿論ですが ‥‥‥ 「罪を犯した意識に嘖まれつつ、それでも自分が忠誠を誓った人物に尽くす」というキャラクターに弱くて。あと私、濃い色の学ランに弱いんです(西園寺さんも、黒い学ランのままでいてくれたらな〜/笑)。
 最後に、エピローグ『お試し期間』後ろから抱っこで、とどめ。和希のときにもありましたが、「後ろから抱きしめる」というシチュエーションが大好きなので。

 そんな七条さん。いつも「郁」「郁」でも悪かないですが、自分の意志を持って自分の感情に正直に歩いていく姿が、いいなぁと思う。そういう意味では、ED『親鳥廃業?』『僕の運命』も嫌いではないのです。

2 .中嶋 英明[Hideaki Nakajima]

 ベストED攻略は番目でした。数少ない、ラブラブEDより先に友情EDを見てしまったキャラの一人です。

 前述『七条 臣』のところでも書いた通り、「頭脳派な上ポーカーフェイスで何考えてるか掴めない」タイプというのはあまり興味のある方ではなかったのですが、彼の場合はまず第一に声にノックダウンしました。そんな訳で、彼もゲーム始まる前とゲームに登場してからとは、印象が良くなりました。

 でも啓太同様(?)最初の日曜日の自由移動、あの『お仕置き』にはとてもショックを受けました。「けれどこれも攻略のため!」と目を瞑り中嶋さんを追いかけて、『体育倉庫』イベントで更に打ちのめされて。けれど、耐えました。見てて本気で辛かったです ‥‥‥。
 そこにきて、イベント『いい子だ』の発動 ‥‥‥ そして、れました(笑)。思わず「すげェ」と呆気にとられたサディスティックな言動、それがこれほど魅力的に見えたのも、初めてです(笑)。いやもう、何て言うか。「これって15歳以上推奨って書いてあるけれど、18歳の間違いじゃないか!?」と思いましたよ、ホントにもう。

 別に何か欠点がある訳でもなく、実はこの中嶋さんこそが最強だろうと思うんですが、どうでしょう。丹羽くんが「王様」で西園寺さんが「女王様」なら、さしずめ彼は『帝王』 ‥‥‥‥‥‥ すみません、すっげーツボです(え)。

3 .遠藤 和希[Kazuki Endo]

 ベストED攻略は番目でした。数少ない、ラブラブEDより先に友情ED(正体バレないver.)を見てしまったキャラの一人です。

 自慢じゃないですが、彼の正体 ‥‥‥ ベストEDでMVP戦優勝して理事長室に行く直前(一緒に行こうと思ったのに見つからない場面)までマジ気付きませんでした(鈍/笑)。つーか、理事長はプロローグに出てきた運転手のオッサンやとばかり(それはそれでどうかと)。

 同級生や幼なじみってけっこうツボなんですが、彼の場合 ‥‥‥ うーん、どうだろう。ヴィジュアルは好きですが、ちょっと「先輩に対する態度」が好きではなかった(というか、実際は「先輩」ではなかった訳ですけれど)ので、攻略がかなり後回しになってしまいました。今は好きですよ。
 でも本当、何歳なんだろう。

4 .篠宮 紘司[Koji Shinomiya]

 ベストED攻略は番目でした。

 最初に、一番の好印象を持ったのは彼で。「黒髪短髪の運動神経抜群系無口男性キャラ」は、ツボに直球ストライクなのです(笑)。声も大好きな声優さんだったので、真っ先にターゲットにしましたよ!
 でも、ちょっとEDで印象が変わりました。過保護というか、優しすぎるというか。ブラコンというか。あんな格好いい人には、炊事洗濯してほしくない(しかもえらく几帳面すぎ)。ゲーム中で啓太が「『男子厨房に入るべからず』みたいな‥‥‥」と言ってましたが、そっちの方が良かった ‥‥‥。あと友情EDでも、遠く離れてしまうなんて ‥‥‥ 岩井くんのED『失踪』並にショックでした。 
 ちなみに、正面から見た彼の髪型がおかっぱ頭に見えて仕方ないのは、私だけですか?(笑)

5 .丹羽 哲也[Tetsuya Niwa]

 ベストED攻略は番目でした。

 何だかすっごく主役(つーか恋愛SLGで「一番攻略が難しい」みたいなポジション)っぽくって、攻略はわざと最後の方に回していました。

 好きですよ、こういう豪快なキャラクター。退学勧告のときサーバー棟へ真っ先に突進していく様子とか、とても頼もしいし。メール作成時に久我沼から庇ってくれるシーン、格好良さ度は10人の中でNo.だと今でも思います。さすが生徒会長!

 でも今回は、相手が悪かった(誰だよ相手って/笑)。

 というか、ベストEDの情けなさは ‥‥‥ ちょっといただけないです。狼狽(うろた)えすぎ。友情EDも、どちらかというと「ありがち」みたいな。期待していた分、ちょっとハズしたな〜というキャラです、丹羽会長は。

6 .海野 聡[Satoru Umino]

 ベストED攻略は番目でした。

 ‥‥‥ 恋愛SLGで、高校生以上の男性キャラを女性の声優さんが演じるの初めて聞いた(‥‥‥ι)。川上さん、どんな気持ちで演じていたんだろう‥‥‥。川上さんのイメージは『少女革命ウテナ』ウテナ役なので、海野先生は終始“ボーイッシュな女の子”としか思えませんでした。

 そんな訳で、いまいち男性として見られない人です。名前は、しっかり男なんだけれどなぁ ‥‥‥。EDも、別にBLっぽい気がしない。むしろノーマルに見える(そして聞こえる)のです。 ついでに成人にも見えない上に、啓太より年上にも見えない(笑)。

 いや、先生自体は可愛くて好きなんですけれどね、トノサマ共々。頭がいいのに、それを微塵も見せない無邪気さ、天然なところも。あと、ココアをこぼしたり眼鏡をかけたまま風呂に入ったりするのは私と同じなのですっごい親近感がある(笑)。見てて楽しいです。

7 .滝 俊介[Shunsuke Taki]

 ベストED攻略は番目でした。

 パッケージなどを見て、「年下」若しくは「同級生」だと思っていました(笑)。先輩だったのか ‥‥‥。それでも、ガキっぽいキャラクターは苦手なので、後回しにしていました。
 攻略が遠藤くんより後になったからシナリオが変わったのか? と思うくらい、ド真面目なエピソードで吃驚仰天。というか、ベルリバティ学園って不幸なバックグラウンド(特に家庭環境が悪い)のヤツ多すぎ。
 なんか、ベストEDも「ラブラブ」な感じが薄かったような気がします。でも友情ED『コンビ結成や!』は、ありがちながらハッピー度は10人中No.だと思う。

8 .西園寺 郁[Kaoru Saionji]

 ベストED攻略は番目でした。

 どうも、男のくせっ毛・長髪って1歩退いてしまいます。しかもこの人、かなりの確率で女性に見えるんですが(ルージュひいてるっぽいし睫毛長いし/笑)。名前も「カオル」で女の子にもいそうな名前だし(絶対狙ってたと思う)、丹羽会長は「ちゃん」付けで呼んでるし。 ちなみに、彼が唯一ちゃんと『男』に見えるのは、回想シーン(笑)。学生服はあのまま黒でいてほしかった‥‥‥。
 高飛車な性格もちょっと苦手でしたが、運痴で音痴ってところを自身で認めているところは、けっこう好感持てました。

 ところでこの人、最初どうやっても『受』EDにしかならなくて、「啓太より背が高い(3cmだけだけど/笑)『高慢な女王様』なのに、なんて!」と、かなりショックでした(笑)。
 ネットで攻略サイト見てやっと、『攻』の女王様見られました。強気の表情、言動、むちゃ格好良いじゃないですか!‥‥‥ どうしてわざわざ『受』EDがあるのか、非常に謎(やっぱり女顔だから?)。

9 .岩井 卓人[Takuto Iwai]

 ベストED攻略は、一番最後でした。

 やっぱり「くせっ毛の長髪」は苦手なので避けていたのですが(またかい)、‥‥‥ すみません、岩井くん好きな人には悪いんですが、無茶苦茶イライラします(苦笑)。彼の過去や家庭の事情には同情しますが、どうも ‥‥‥ 、ね。ここまで後ろ向きすぎると、退いてしまいます。だって、家庭や周囲の環境に恵まれていないのは彼だけじゃないし、気を遣ってくれる人(篠宮さんとか河本さんとか)だってちゃんといるにも関わらずその人たちからも逃げている節があるし。
 極めつけ、EXTRAのシーンでゲームオーバーなEDが含まれている(『失踪』のこと。MVP戦ゲーム失敗時と同じ「Play one more time...」のテロップが出る)のには、正直まいりました。

 でもその分、過去を断ち切って新たな自分を模索しようとするという友情ED『別離』は良かった。「よかった、呪縛から救われて」と心底しく思いました。

10.成瀬 由紀彦[Yukihiko Naruse]

 ベストED攻略は番目でした。

 例によって「くせっ毛の長髪」は苦手なので避けていたのですが、「ハニー」連呼でますます苦手になりました。とりあえず、「ハニー」は死語やと思う(苦笑)。第一印象からして、ああいう軟派そうな男は苦手でした。和希曰く「プレイボーイ」で、更に苦手になりました(でも「プレイボーイ」って言葉も死語のような気がする)。
 もちろん、八方美人ではなく一途なところから、彼が決して軟派なプレイボーイじゃないってのは分かりました。ひたすら前向きなのも、悪くないと。それでも、周囲を気にしなさ過ぎという遠慮のなさ加減が、ちょっと ‥‥‥。

 とりあえず彼のシナリオが一番、「“男同士”の恋愛について」真面目に語っていたような気がする(笑)。他のキャラクターは、それぞれがバラバラに悩んでいるだけだし。
 ところで、イギリス育ちという設定はどこに生かされているんでしょう?(え)

   

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