ストレスは体を酸化させ、
太るもとになるんだぞ。

【出典】OVA『鎧伝サムライトルーパー・NY編』

 

 忘れられない台詞といえば、このアニメの中ではいろいろ名言迷言)があるのですが、私の中で番外せないのはコレ(笑)。
 かつて、誰が言い出したんだか
『第2次声優ブーム』というものがあり、それを巻き起こしたのが人気アニメ『鎧伝サムライトルーパー』。上の台詞は、その主役人の中の人・羽柴 当麻が、苛々とハンバーガーをがっつく仲間・秀 麗黄(シュウ・レイファン)に言ったものです。

 この『鎧伝サムライトルーパー』、私と同じ“聖闘士星矢”世代なら知らない人の方が少ないだろうってくらい有名なアニメだと思うのですが、如何でしょうか。キャラの説明も必要ない気がするんですが、一応、若い人(笑)のために。

 『鎧伝サムライトルーパー』は、昭和63年から平成年にかけてテレビ朝日系列で放映された、戦国武将の子孫(ちょっと違う奴もいるけど)である人の少年(1415歳)が鎧を身にまとい敵と戦うというアニメです。
 彼らのまとうこの鎧、
『烈火』『金剛』『光輪』『天空』『水滸』は、それぞれ『仁』『義』『礼』『智』『信』という心を持った者でないとまとうことができない(という設定だったと思う)ものでした。
 このアニメ、当時は凄まじい人気を誇り、TVシリーズ終了後も
『NY編』『輝煌帝伝説』『メッセージ』等OVAを立て続けに発売し、またドラマCD・企画物CDも『天空伝』『水滸伝』『光輪伝』『花』『鳥』『風』『月』‥‥‥その他諸々沢山出ました。
 今でこそ、こういう風に色々なメディアで作品が出ることは決して珍しくないですが、
当時としてはすごいことだったと思います。
 
‥‥‥ このアニメに関しては語っても語りきれないので、この辺で(笑)。

 

 さて、羽柴 秀吉(後の豊臣 秀吉)を先祖に持つ羽柴 当麻『智』の鎧戦士で、『天空』の鎧ギアをまとっていたことから「天空のトウマ」と呼ばれていました。この羽柴当麻って奴は知将IQ250の超・天才児

 ところがTVシリーズでは、あまり頭の良さそうな台詞はなかったんです(笑)。
 で、史上初(?)
「当麻の知的な発言」と言われたのが、NY編のこの台詞という訳で。

 私の住んでいる地域では放映されていなかったこともあり、TVシリーズ終了後に『トルーパー』を知った私が最初に観たのはOVAのNY(ニューヨーク)でした。しかも、まだその人気についてはそんなに知らない頃だったので、友達に言われるがまま観たっていうのが正直なところだったのですが。

 

「そっかー、ストレス太りってこうやって起こるのね」

 

 と思い。いやまぁそれだけなんですが(笑)。

 

 

 この台詞、忘れられません。
 ちなみに。もちろん、他にもありますよ。印象的だった台詞。

 真田 遼(『仁』の鎧戦士・烈火/主人公)
 
「なぜなんだ〜!(どんがらがっしゃ〜ん)とか(擬態語つき!)

 秀 麗黄(『義』の鎧戦士・金剛)
「アドバイスってのは相手に分かんなきゃ意味ないんだぞッ」とか(ごもっとも)

 伊達 征士(『礼』の鎧戦士・光輪)
 
「私はずっと、君たちを足手まといだと思っていた」とか(本人前にはっきり言い過ぎ)

 羽柴 当麻(『智』の鎧戦士・天空)
 
「どうしたんだ遼!そんなにボロボロになって!」とか(テメェのせいだよ ‥‥‥)

 毛利 伸(『信』の鎧戦士・水滸)
 「
この妖邪、ごたえがなさ過ぎる!」とか(‥‥‥ 「ごたえ」の間違いでは?)

 

 ‥‥‥ ツッコミどころ満載!(笑)
 好きだよ、こういうアニメ ‥‥‥‥‥‥。