「そうじゃない キルヒアイス そうじゃない」 |
【出典】アニパロコミックスか同Jr.か ‥‥‥(うろ覚え) |
さぁ、これは ‥‥‥ どこから説明したものか(笑)。 まずは出典から。これは17〜18年くらい前、とある雑誌の読者投稿ページに掲載されたネタです。 雑誌名はアニパロコミックスだったか、アニパロJr.だったか忘れましたが、コーナーの趣旨は「近所の駅の掲示板に、こんな落書きがありました〜(笑)」というのを紹介するというもので。つまり今回は、「とある駅の掲示板に、この2つの台詞が書いてあった」というネタだったのです。 しかし、『駅の掲示板』ってところが時代を感じさせる代物ですねぇ(今だったら携帯やメールで済むものだし)。 では、この台詞を個々に説明していきましょう。というのも、これは「キルヒアイスとその兄の会話」ではないからです。つまり、実はこの2つの台詞、既成の『会話』ではなく、別々のマンガ(小説)のキャラの台詞を組み合わせたものなんです。
まず、「そうだね 兄さん そうだね」。
歌っているのは、そのキャラの声優さんではありません。まだ当時、第2次声優ブームの一歩手前で、声優さんが歌うことはあまり多くなかったんです。そして歌詞はキャラクターをイメージしたもので、と〜〜ってもベタベタな内容でした(上記の歌詞を見れば言わずもがなですね/笑)。 さて、この『ネビュラチェーン』。分かる人は分かると思うのですが、何せとても古いので(最近PS2でゲーム化したとはいえ)、分からない人のために説明しますと。 さて、次は「そうじゃない キルヒアイス そうじゃない」。 この台詞を読んだのは前述の投稿を見た後だったので、けっこう真面目なシーンだったのにやたら笑えてしまったのを憶えています。コミックスでもこの台詞は登場したのですが、アニメ版でこの台詞を聞いた記憶がないのが残念(恐らく、本当はあったのでしょうけれど)。
で、一見殆どつながりがないように思えるこの2つのフレーズ、ただの語呂で組み合わさっているのかと思いきや。
それにしても、何で今更そんな古いフレーズを思い出してしまうかというと。 私が今の職場で、朝、出勤し職場に着いて一番最初にする仕事の一つに、来客用駐車場出入り口のチェーンをはずす、というのがあります。『聖闘士星矢』が未だに大好きな私はとにかく、 「ネビュラチェーン!」と叫んで鎖を放りたくなるのです。 ‥‥‥ イヤさすがに放ったことはありませんが、重力に従って自動的にジャラジャラと穴に下りていく鎖の様子がネビュラチェーンのようで♪(え)。そして、そんなこんなで「ネビュラチェーン」の曲を思い出し、表題のフレーズに達する訳です。
最初に申しましたとおり、私がこのフレーズを初めて目にしてから15年以上の歳月が流れています。最初にこのフレーズが書籍などで登場したのだと、もっと前でしょう。 しかし、『ネビュラチェーン 〜 兄弟の絆』を作詞したMAKE-UPの人も、『銀河英雄伝説』を書いた田中 芳樹先生も、あのネタを投稿した人も、まして何処かの駅の掲示板にあのフレーズを書いた人も、こんなところでこんな形で憶えられているなんて、まさか想像すらできないでしょうねぇ ‥‥‥(私も今になって思い出すとは思わなかった ‥‥‥)。
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