Fire Emblem〜聖戦の系譜

 さて、FEシリーズの中では異色とも言える『聖戦の系譜』ですが。

 おもろい。

 モノの見事にはまってしまいまして。システムがむちゃくちゃいい。難易度で言うと、他のシリーズよりもかなり簡単になっているし。

 なにより、各ターンでセーブができるので(笑)。
 恋愛システムとか、もう面白すぎ(笑)。
 同人誌とかで、どんなカップリングが良いとか悪いとか、論争が巻き起こっていたり。何せ、エビソートやフィーリングだとか絵になるとかいう感情的なカップリングから、次世代を有利に進めるための打算に満ちたカップリング(笑)まで、人それぞれで面白い。特に親世代なんか、その駆け引きが楽しかったり。

 個人的には……(あくまで、私がプレイしたことのあるものだけで)……。

次世代の能力重視(親世代編)

ノイッシュ&アイラ
「流星剣」「追撃」、更に「必殺」「突撃」が追加。もう恐いものは何もないって感じで(笑)。
 体力の不安も、先手必勝によって大幅にカバーできるし、守備力もそこそこ。まさに戦闘用スキルの申し子という双子ちゃんが誕生。

レックス&ティルテュ
「待ち伏せ」+「怒り」目当てのカップリングだったのだけど……。
 何と云っても、アーサーの使い勝手の良さといったら!!
守備力と体力と力、移動力も含めて魔法“騎士”と呼ぶにふさわしい戦士になりましたわ……。魔力、全然なかったけど(笑)。

レックス&ブリギッド
 当初、単に余り者同士をひっつけたという感じだったのですが。ファバルの体力、半端じゃねえ……さすがはレックスの息子……ι
 しかもコイツ、
ユングヴィ家の家宝‘イチイバル’を持ってドズル家を継ぐとか言い出すし(笑)。いろんな意味で笑える。

ホリン&ブリギット
 これまた、ファバルの体力がすごかった。MAX80を記録した……。さすがはホリンの息子……(笑)。
 本当はパティの月光剣が見たかっただけなの。けど発動率が殊の外低くて、なかなか出てこなかった。ちっ。

レヴィン&ティルテュ
 またまた‘無敵のアーサー’。フォルセティを持たせるための、この組み合わせ。
 フォルセティを継ぐことができるカップリングは限られているから、そんなにマイナーなペアじゃないと思うけど……。
 イベントのなさが、泣けてくる。

ノイッシュ&フュリー
 100%庶民(笑)な子供を作ろうとして。セティがフリーに終わると寂しい(笑)。けど、フィーの怒濤のような攻撃は半端じゃなかった。「必殺」「突撃」「追撃」。セティも、攻撃回数だけは多かった。ちなみに父がジャムカでもほぼ同じ事態になるらしい(笑)。試したことはないけど(つーか、ジャムカに恋人作ったこと皆無……)。

ノイッシュ&ラケシス
 初めてラケシスの設定(エルトシャンとの関係)を知ったとき、「こりゃあ相手は、(エルトシャンと)同じ金髪で騎士道まっしぐらなノイッシュでしょう?!」と思った。でも世間一般では違ったらしい(笑)。
 でも、デルムッドがかなり使えるようになる……(本当に……ι)。

イベント・エピソード重視(親世代編)

 

フィン&ラケシス
何も言うコトないでしょう。何より『トラキア776』、これでなくちゃ辻褄が合わん…ι(笑)。大沢美月先生のコミックス(以下「大沢版」)でもこのカップリングだったですが、なかなか壮絶なエピソードでした…………ι

ホリン&アイラ
まさかホリンの出身が…ってのはありましたが。剣士どうし、お似合いだとは思います、ホント。‘勇者の剣’のエピソードも、個人的にはホリンver.の方が好き(…というか、レックスは女に媚びてる様な感じがする…)。

クロード&シルヴィア
兄妹!? ……というのは、この際おいといて。うーん。訳わからん組み合わせだなぁ、それって子供世代考えただけのカップルやん……と思ってましたが。大沢版のエピソード見て、改心。シルヴィア、可愛い☆

レヴィン&フュリー
元祖追っかけ(笑)。王家と従者という組み合わせには、クラリとくる方も多いのでは。個人的にはどーでも良いけど(オイ)。フュリーのひたむきさには感動。けどその分、その後のエピソードで哀しさ倍増……。

レヴィン&シルヴィア
フュリーの前に失恋しちゃうコトも多いシルヴィアだけど、やっぱレヴィンの追っかけ、と思っちゃう訳で。レヴィンとリーンのイベントは良い。コープルの使えなさ加減には閉口するけど(苦笑)。

アゼル&ティルテュ
もォ定番中の定番でしょう。背景から相続の条件まで揃って。アーサーって名前も、‘アゼル’をドイツ語読みから英語読みに変えただけで、もとは同じ名前だし(笑)。子供のコト考えるなら、という組み合わせ(でもアーサーはあまり強くない……ι)。

アゼル&エーディン
アゼルの初恋☆……というわけで、一応(……ι)。但し、ラナを強くしたいなら(戦闘的にι)、お勧めのカップリングです。……すごいぞ〜、このラナ。エルファイアーは使えるわ、「追撃」持ってるわ(笑)。

ミデェール&エーディン
ミデェール本意のカップリングだなぁ、と思います。どうだろう。次世代を考えたら、確かに悪くはないのですが。あのフリーの時のブリギッドへの台詞から考えるに、「顔?!」……(笑)。くっつくと、ほのぼのなんだが。

 

イベント・エピソード重視(子世代編)

スカサハ&ラナ
「ラナが可愛い」と思いたいなら(……?)、この組み合わせ。「私、スカサハ、好きよ?」って……(爆)。幼なじみって、いいなぁ、と思ってみたり。但し、ファバルが相手の時もほぼ同じ台詞を吐くコトが判明。要注意(…何が…?)

シャナン&ラクチェ
定番中の定番。ラクチェも可愛いけど、唯一シャナンがシャナンっぽく見える組み合わせだと思ったりする……。う〜ん。個人的には、剣士どうしっていうのは、やはり好きです。従兄妹同士っていうのが、ちょっと引っかかるけど。

リーフ&ナンナ
良いと思う。『トラキア776』でも辻褄合うし(またかい…ι)。ほのぼのしてるし。幼なじみだし……。これでナンナとフィンが親子だった場合には、とてつもなく強固な“レンスター”コングロマリット(?)の完成だ(謎)。

アレス&ナンナ
思ったより、なかなかくっついてくれなかった2人。全てはリーフのせい??(笑)。リーンもいるし。やはりこの組み合わせ、邪道なんだろうか…………ιいくらラケシスのことがあるとはいえ(笑)。『トラキア776』やる前はそうも感じなかったが。

アレス&リーン
アレスにエルトシャンの印象を重ねていると、まず最初にぶち当たるギャップの壁(笑)。踊り子か!? という。いや、似合うんだけど。「リーンを取り戻す!!」とか、カッコいいコト言ってるし。でも本城お出迎えメッセージとか、可愛すぎ。

アーサー&フィー
これまた定番。フィーはともかく(オイ)、アーサーは他に誰とくっつくんだ(笑)。帰る場所も同じっていうのも良いかも。アーサーの父親がレックスの場合、ドズル家を継ぐことになるけど(笑)。しかしティニー、報われなさ過ぎ…………ι

セリス&ティニー
ティニーの場合、兄がどこかに行ってしまう(誰かとくっつく)と、フリージ家を継がねばならない。で、彼女が誰かとくっついても、その男の行き先が他に確定している場合、引き裂かれてしまう。たとえ相手がセリスでも。これはもう、呪いだ……ι何とかしてやれよセリス、と思う。

ヨハルヴァ&ラクチェ
個人的にはヨハルヴァの方が好き。彼の場合、ラクチェとくっついたときすごくかっこよく見えるのだ。ラクチェの照れ方も可愛いと思う。相手がシャナンの時にはない可愛らしさがあると思うのです。一番ラクチェがラクチェらしく見えるのは、このペアの時かな、と思ったり。