東京魔人学園 剣風帖

 

「イラスト、きれい。」

 というのが、このソフトのパッケージを見たときの第一印象。
 すごく良い印象を持っていたのですが、すぐには購入しませんでした。

 プレステ、当時はまだ持っていなかったので(笑)。

 しかしながら、PS本体を購入(1999.6 ← 遅っ!!)してからも、すぐには買いませんでした。

 1つは、感情入力システム。鈍くさい私が、ついていけるように思えなかったのです。
 (そしてプレイ後、「『サクラ大戦』やった人間の台詞じゃないな」……と思いました。てへ☆)

 1つは、キャラゲー(キャラクターには力を入れているが内容は良くない、というゲーム)じゃないか、という警戒。
 (今までに、けっこう掴まされていたりする…………)

 てか、しばらく売り切れだったし(……ι)。

 で。先に攻略本(オフィシャルガイドブック)を買って、どんなゲームか研究することにしました。
 この時点で私、大誤解していました。
 何故か、本当に、本当に何故か分からないんですが、

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     ・

 パッケージにいる主役4人、だと思っていました(大笑)。
  
(しかも、葵が総大将で(笑)。つーより、敵がパッケージにいるわけないやん…。
   ほんま、何でこんな考えが……ι)

 それはさておき。
 その後コミックスを購入。
 明らかに購入の順番が変だ、というツッコミはこの際却下で(笑)。

 そして、このゲームのキャラクターにけっこう惹かれて、購入を決意

 

 

 そしてプレイ。


 操作できるキャラクターの多さには(Fire Emblemとかで)慣れているので、キャラの特性とかはすぐ覚えられたのですが。

 

 プレイするまで全員高校生だとは思いませんでした(笑)

 
 だって、ガイドブックにあったイラスト、「こいつ高校生ぢゃねえっ」ってヤツがちらほら(爆)。

 あと、面食らったのが。まぁ、仕方ない、というのは、今までアニメファンやってて幾度も経験したことですが。
 総じて「声が上擦ってるなぁ」というのが正直な感想。すぐ慣れましたけれどね。

 特に……、醍醐の「よっ」。あれには当分慣れなかった……。
 葵の声は、イメージしていたよりかなり高くて、最初ビビッたり。
 京一の「行くぜっ!!」は「行
ぜ!!」に聞こえるし(笑)。
 裏密は話すのがスローリーで慣れるまでイライラした……
高見沢舞子ほどぢゃないけど(爆)← 今は慣れました♪

 とはいえ。

 ゲーム自体は、すごく面白い!!
 すごく長いけど!!(苦笑)。

 男性キャラが、すごく魅力的★

 アドベンチャーが主体として考えても良いでしょうか。
 戦闘パート、決して易しいわけではないんですが、いくらでもドーピング可なので(笑)。

 ストーリーも、バックグラウンドがしっかりしているので、すごく充実していたと思います。
 外伝がある、というのも私的にはポイント高♪
 別ソフトですが(『東京魔人学園 朧奇譚』という)、もっと多くの種類のEDを見ることもできるという優れモノ♪
 けどキャラ別ED、いくら男性キャラが魅力的だからって………………ι

 ちとサービスしすぎでは??(笑)という台詞もちらほら(苦笑)。

 

 さて。

 このゲームの最中、このゲームのオフィシャルHPがある(『真神庵』)、ということを知りました。

 インターネットデビュー間もなくのことで、また攻略に行き詰まっていたコトもあり、早速アクセス。

 すごい世界でした(大笑)。

 ここまで、今の今までまだまだこのゲームの熱が冷めないのは、このHPで知り合ったたくさんの人たちのお陰だと思います。
 雑誌とかではあまりメジャーではないみたい(少なくとも、私の買っている雑誌では殆ど話を聞かない……ι)のに。
 HPはよく見かけます(笑)。ええ、そりゃあもう、かなりの確率で(大笑)。

 いいゲームに出会えました。

 

キャラ語り
キャラクターの性格やビジュアルについて
語ります。
戦闘の使い勝手の善し悪しについては
触れていません。
かなり辛辣なので、ご注意下さい!!

蓬莱寺 京一
うん、好きですよ、けっこう。人気があるのも分かります。でも、何となく狙いすぎ? と冷めた見方をしてしまいました(クリスマスイベントとかね)。それと、第拾九話『陰陽師』と外伝壱話『秘剣行』でほんのちょっと評価が落ちたかな……うん。

美里 葵
ゲーム中の彼女はやたらと受け身で、あまり好きになれませんでした。悲劇のヒロインという自らの設定にに酔いしれている、というか。いくら何でも悩みすぎでしょう。特に前半(陽disc)では、すごくうざったかった。設定的にも無理があるんじゃないかなぁ……。

醍醐 雄矢
可もなく、不可もなくといったところです。真面目な常識家って好きなので、キャラクター的には嫌いじゃないのですが、ビジュアル的に受け付けなかったという。マッチョタイプの人はあまり好きになれなくて(ゴメン醍醐)。あと佐久間とのエピソードでの彼は、あまり好きではなかったです。

桜井 小蒔
女性キャラの方では好きな方です。さばさばしてて、健気で。「ボク」という一人称もハマってて、好感がありました。でも、「男女」といわれて怒るのは分かるけれど、京一を殴るところまでして欲しくはなかったかな……。

雨紋 雷人
キャラクター的には、どちらかというと苦手な方です。「オレ様」という一人称は、どうもエラソーというか、高飛車っぽく聞こえて慣れなかったのです。金髪ツンツンヘアって云うのも、苦手要素の一つ。怖いです。もし彼が高3だったら、もう少し印象が変わっていたかも知れません……。

高見沢 舞子
いやあ、喋りになれるのに一苦労しました。癒し系キャラという感はありますが、あんな口調だとかえって苛立ちます。可愛いとは思いますよ、でももうちょっとキビキビしても良いでしょう。ただソフトボール部という設定がちょっと嬉しかったりします。全然想像つきませんけど(笑)。

藤咲 亜里沙
嫌いじゃないですよ、女王様タイプのコ。強く、それでいて「女」を棄てていないところなんか、いい感じで。弟思いっていう設定はかなり無理ないか? と最初思いました。でも後日、設定集とか読んで、印象がよい方に変わりました。しかし、レベルアップのときの声はどーにかならなかったんでしょうか(笑)。

裏密 ミサ
ハッキリ言って苦手です。喋り方といい、見た目といい、性格といい。でもそれらは絶対、全て同類嫌悪だと思います(大笑)。知識とか魔術・占いの腕とかはとても羨ましいと思ったり。いや、別にオカルト好きじゃないんですけれどね。

紫暮 兵庫
前述の通りマッチョは苦手なので(笑)、あんまり良い印象はないです。真面目で正々堂々とした武人的スタイルは好感持てるし、性格的には嫌いじゃないんですけれどね、この人も。ふけ顔もマイナスイメージ。影が薄いというか、後はそんな感じ。

如月 翡翠
格好良すぎて苦手でした。器用そうな人間ってどうもダメで。また、仲間になる経緯とかで随分と苦しめられたのと、ゲームの戦闘中の姿がどうも好きになれななかったのです。今は、けっこう好きです。使命に頑なになる外伝四話『雨月』で、かなり見方が変わりました。

アラン 蔵人
こいつが四神の1人かと思うと、今でも頭痛がします(笑)……というのは言い過ぎですが、やっぱりマッチョタイプは苦手で。また、これは京一にも言えることですが、女の子に対してアピールが強い男の人はどうも苦手なのです。明るいキャラクターは嫌いじゃないんですが。

織部 雪乃
活発な女の子は好きなので、この子も多分に漏れず気に入ってはいるのですが。でも「オレ」というのは、女の子キャラとしては行き過ぎじゃないかなぁ、と思います。あと、天野さんと対峙したときの礼儀のなさは戴けないですね。男勝りって云うのは分かるのですが。

織部 雛乃
最初は見た目や喋り方、素振りなどがあまりに大和撫子過ぎて苦手だったのですが、言動とかを見ているとそうでもなくて。雪乃を諫めるシーンとか、格好よかったです。そしてクリスマスイベントでは、本当に可愛いと思いました。

マリィ=クレア
ありがち、狙いすぎという感が、最初はありました。でも、葵との絡みでちょこちょこ顔を見せる様は、結構可愛いなぁと思います。それにしても、この子 …… 見た目はともかく、精神年齢は何歳っていう設定なんでしょう? 15〜16年生きているにしては幼稚すぎると思うのですが。

紅井 猛
いや、戦隊モノって大好きなので。あと野球も大好きなので。こういうキャラクター、実はかなり好きだったりします。ちょーっと行き過ぎかなぁ、という感じはしないでもないですが、まあ彼ならではかなぁ、と。あんまり関係ないですが『魔人』の世界での高校野球、東京都の予選、すごいことになりそう(笑)。

黒崎 隼人
いや、戦隊モノって大好きなのですが。サッカーって、あんまり好きでなかったりするんですよ。下手に美形だし、すましている感じも苦手。「サッカーの方が(野球よりも)かっこいい」ってイメージが好きじゃないです。どうでもいいですが、どこをどう見たら「忍者好き」っていうのが分かるんでしょう(笑)。

本郷 桃香
いや、戦隊モノって大好(諄)。新体操って云うのは、ちょっとポイント高め。好きです。ちょっと……髪型というか髪の色というか、見た目にひきましたけど。それにしてもコスモレンジャーの面々って、自分たちのやってることに疑問感じたことないんでしょうかね……(笑)。

霧島 諸羽
かなり好きですよ、彼は。唯一のマイナスポイントは1年生ってところ。「3年だったら」と思います。年下ってことをアピールする(結果的に強調されている)男キャラクターって、実はあまり好きではないのです。「先輩」「先輩」というのが、ちょっと諄すぎ。

舞園 さやか
女の子の中では、かなり好き。あんまり“アイドル”っぽくはないですけれど(芸能人らしくはある)、そこがいいと思います。如何せんあんまり本編中では目立っていないような気もしますが、「特別」って感じのしない普通の女の子ってのが、いい感じです。

劉 弦月
けっこう好きですよ、彼は。ただやっぱり霧島君と同じく、呼び方が「アニキ」になった途端どーでもよくなりました(おい)。タメで「緋勇」とか言っていた方が格好良かった……。しかし彼、本編中に「台東区華月高校3年」って言っている気がするのですが、気のせいでしょうか??

壬生 紅葉
好きです。はい。いやもう、主人公との関わりの設定がおいしすぎます。『魔人』の中では一番好きです。ただ一つ、方陣技『武神龍撃陣』さえ除けば(苦笑)。彼はナルなんでしょうか、ナルシストなんでしょうか。元が「水岐」だっただけに(笑)。

村雨 祇孔
彼は、本当に高校生なんでしょうか(笑)。いや、高校生に見えなくはないんですが(学生服、そんなに違和感ないし)、無精ヒゲはやしている高校生なんて、ついぞ見たことないです……。発言とかも妙に覚っている感じで、なかなか笑えます。

御門 晴明
ハッキリ言って、私は好きではありません。高飛車、自信家なキャラクターって云うのは、その実力の有無に関わらずどうも苦手で。あとビジュアル的にも、黒髪ストレートロングヘアの男って云うのが、昔からどうも好きになれないのです……。やっぱり、男は髪の毛短くなくちゃ!!(そんな力説せんでも)

天后 芙蓉
可もなく不可もなく、といった感じで。もうちょっと御門くんといい感じになったら、印象変わっていたでしょうけれど …… 何だか「所詮は式神」みたいな感じがイヤ。外伝『真心』でコスモレンジャーがとってもいい人に見えました(笑)。

比良坂 紗夜
実は、かなり印象薄いです。登場はそこそこ早いのに仲間になるのがあまりに遅すぎて(しかもその間が異様に長すぎる)、本編にあんまり絡んでこないのが痛い。見た目的には可愛いし健気で、好きなんですけれどね。うん。