アンジェリークプレイした感想

『アンジェリークSpecial』
(SS版)
『アンジェリークDuet』
(SS版)
『アンジェリークSpecial2』
(PS版)
『不思議の国のアンジェリーク』
(PS版)
『アンジェリークトロワ』
(PS2版)

 
  

 

アンジェリークSpecial』(SS版)

 
 ●あらすじ●

 プレイヤーは「女王候補」となって、ライバル「ロザリア」に負けないように早く、大陸を育成して家を増やしましょう。先にゴール地点に家を建てた方が勝ちです。‥‥‥ と、やることだけ見たらすっごくシンプルなんですね(笑)。
 要は、そう、競争なのです。勝てば女王になれます。でも、そのためには守護聖との恋は
犠牲にしなければならない訳です。

 しかし、宇宙が現女王で支えきれなくなったから急遽、新しい女王候補から女王を決定する試験が行われているというのに、なんとのんきなことでしょうと思ったのは私だけでしょうか(笑)。女王候補が2人とも恋の逃避行したら、宇宙滅びませんか? まぁその時は、また次の候補を連れてくるとかするんでしょうけど。それに、同様にして守護聖にも欠員が出ることになりませんか?? それも随分と無責任な気がするぞ(笑)。

 さて、そんな危機感を持って(危機感‥‥‥?)初めてやった『アンジェリーク』
 そういう訳で最初は、ただ勝ち負けにこだわって、とにかく一生懸命、ただひたすらに守護聖に「大陸を育成して」と頼む。
 でもそうやって仕事を頼んでいると、自然と好感度が上がっていくので、恋愛イベントなども発生してラブラブになっていってしまうのですね(笑)。そして最終的には。

守護聖内に、派閥ができとる‥‥‥(大笑)

 要するに「アンジェリーク派」か「ロザリア派」か、という。
 
28日おきに行われる定期審査でも、守護聖による陪審員審査(どちらがより守護聖に信頼されているか人数でチェックされる)もあったりするので、侮れません。でもさ。

信頼関係恋愛感情
混同していいのか‥‥‥?

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ まぁいいや。

 とりあえず、これが私の中で基準となっているので、特に何がどうっていう印象はないです。
 難易度も高くなかった。どんなに恋に惚けて育成怠けても、ライバルのロザリアに負けたことはないです(笑)。
 ただし、
アニメーションのイベントがなかなか起きてくれなかったのが、ちょっと残念。
 また、
周にすごく時間がかかる、という印象は、この頃定着しました。

 

 

 

アンジェリークDuet』(SS版)

 ●あらすじ●

 プレイヤーは「女王候補」となって、ライバル「ロザリア」(ロザリアを選択した場合は「アンジェリーク」)に負けないように早く、大陸を育成して家を増やしましょう(‥‥‥って、それだけかい)。やることは、前の『アンジェリークSpecial』と全く変わりません

 ただ今回は、主人公を「アンジェリーク」の他に、前作までのライバル「ロザリア」を選択できる、というのが最大の特徴。
 アンジェリークとロザリアは、性格や考え方はもちろん、「女王候補」になった経緯やバックグラウンドからして大きく異なるので、ロザリアの視点で見た世界はかなり新鮮でした。守護聖の接し方も、相手が「アンジェリーク」か「ロザリア」かによって、けっこう変わってくるので。

 そして、思ったこと。

「やっぱロザリアから見たら、アンジェリークって
お気楽トンボに見えるなぁ‥‥‥」

(‥‥‥ひでェ‥‥‥)

 そんな感じで、「女王候補」たちに関してけっこう力を入れている感があるこの『Duet』
 それぞれ相手を気遣ったり、仲良くなったりするイベントが、前より豊富になっていました。

 『相手にプレゼントを贈る』というシステムも、この作品が最初じゃないかと。お部屋デートで飲み物を出すとか、けっこう楽しかったです。

  

 

 

アンジェリークSpecial2』(PS版)

 ●あらすじ●
 プレイヤーは「女王候補」となって、ライバル
「レイチェル」に負けないように早く、謎の球体の育成をしましょう。で、謎の球体の育成が終わったら、新しくできた宇宙を育成して惑星を増やしましょう。とりあえず、やること、というより最終目的は、ものが変わっても大して差はありません(おい)

 ただ、それ以外のところで大幅に変化が出ました。

 前作までの金の髪の女王候補「アンジェリーク=リモージュ」から、茶色い髪の「アンジェリーク=コレット」に主人公が変わり。また、ゲーム開始時の問答で主人公の性格が変化したり、デートに誘うのに「手紙」が追加されたり(使ったことないけど/笑)、単に育成をすることだけでなく自分の資質を向上させなければならなくなったり、システムがかなり変わりました。
 
けど一番変わったのは、恋愛の対象となる男性が増えたってことでしょう(笑)。今までずーっと守護聖だけだったのに、この作品からは教官が人、協力者として王立研究員が人、占い師が人、そして商人が人と、計人も加わりました。

 資質をあげながら惑星を増やす、つのことを同時に進めなければならない(その上平日デートも、男性の人数が増えた分どうしても頻度が高くなるし)。ということで、前の作品たちよりも少々難易度は高めでしょうか。あまり考えすぎることはないといっても、やはり前よりは計画性が要求されます。

そういえば、ライバルとなる「レイチェル」、

すっごくいんですけれど(苦笑)。

 ゲーム序盤で「手加減してあげようか?」といわれるのですが、手加減してもらっても勝つ可能性低いし(苦笑)。ちなみにイージーモードでもシナリオ前半のイベントで勝ったときにはハードモードに切り替わるという、難易度の上がりっぷりは涙が出てきます。

 

 

 

不思議の国のアンジェリーク』(PS版)

 ●あらすじ●

 のお茶会(謎って/笑)の噂を聞きつけました。それに出席できるよう、途中でお茶会に関する情報をゲットしながら、時間内に会場にたどり着きましょう。

 物語の基盤は『アンジェリークSpecial2』、つまりリモージュの方なのですが。

 けっこう「鬼」なゲームです(泣)。双六というゲームの性質上、「運」に左右される部分が大きい、というのが多分、最大の原因。ミニゲームとかも、なんかやたらと難しくて。
 また、途中で
関所みたいなところがあるんですよ。それってのが、「クイズに●問以上正解しないと、通せない」みたいな。で、このクイズっていうのが、マニアックこの上ない!

 

「森の湖で滝にお祈りする時ハートはいくつ必要?」
「ゲーム開始時に、ゼフェルと最も
相性が悪いのは?」

 このくらいは序の口、普通に前作とかをプレイしていれば分かるレベル。

 

「恋愛エンディング。クラヴィスがそっと口づけているのは?」
「水の守護聖リュミエールの執務室。
恋愛イベントには絵が何枚飾ってある?」

 これも、まぁいろいろゲームをプレイしてイベントが発生していれば、どうにか見当がつく。でも。

 

「ジュリアス、ルヴァ、ランディ、この3人の身長を足すといくつ?」
「ドラマ
CD『あなたの瞳に夢天使』。アンジェリークのお気に入りの岬の名前は?」
「闇の守護聖クラヴィス役の塩沢兼人が、
 
アニメ『北斗の拳で演じた役は?」

 

‥‥‥ 知るかーッッ!!!

(あ、でも『北斗の拳』のは分かった/笑)

 

 周目クリアして挫折したのですが、このとき攻略本がなく恋愛イベントの発生条件とかそういうのがちっとも分からなかった。ただ時間切れED、というだけでした。そういう意味では、全く面白くなかったゲームです。

 

 

 

アンジェリークトロワ』(PS2版)

 ●あらすじ●

 プレイヤーは「女王」コレット。なんと皆して(守護聖人、教官人、協力者人、リモージュ、ロザリア、レイチェル/オールキャストだ‥‥‥)宇宙の狭間の大陸に捕らえられてしまいました。その大陸を育成して建物を増やしつつ、未来から来た諸悪の根元の謎を解きましょう。
 ‥‥‥と、
やってることは、やっぱり大して変わりません(笑)。
 が、今までとは違いかなりシリアスな感じで、
ストーリー重視な展開。『トロワ』の前にあった『アンジェリーク』シリーズ唯一のRPG『アンジェリーク 天空の鎮魂歌』のせいでしょうか(『天空の....』、私はプレイです)。

 さて。主人公は、女王になったコレット。既に女王になっているので、今までのコンセプトとは大きく異なる部分も多いです。
 まず
「ライバル」がいないので、ちょっと肩すかしを食らった気分になりました。競争相手がいないと、育成にしても恋にしても、張り合いがなくて面白くないです。また、今までは期限というものがなかった(「ライバルより早く」とか「999日でゲームオーバー」というのはありましたが)のに対し、今回は「空間が閉ざされるリミットまでに」というカウントダウン形式。イベントもその残り日数に左右されるものが多く、少々窮屈な感じがしました。

 守護聖の態度にしても、既に主人公が女王試験をクリアしているため一定の信頼感ができあがってしまっているので、ちょっとだけ違和感。「無理はするな」など何だかよそよそしいと感じる部分もあったり、親しいときと親しくないときの差が殆どなかったり。
 でも何より、このゲームでなかなか慣れなかったのは。
 今までキャラクターの移動とかが
2.5頭身のドットアニメだったのが、

いきなり頭身のポリゴンになったこと(笑)。

 動きがやたらフニャフニャしていて、個人的にはあまり好きじゃないんですよ、ポリゴンって(苦笑)。

 デートイベントの会話とかは、バリエーションが増えて結構たのしかったですね ‥‥‥‥‥‥ 最初は
 これだって、
何度も繰り返していればいつもじ場所でじ会話、じ返答なので飽きてきます。
 ‥‥‥ ていうかね。

同じ問答を繰り返してるって事に

気付け男ども!(大笑)

 

 やはりシナリオ重視であるせいか、物語が本で前までのような寄り道ができない、融通が利かない感じ。度クリアしたらオチも分かってしまう(謎の解け具合や男性陣との親密度によって、EDは他種類あるようですが)ので、それだけで、もうどーでもよくなるゲームです。