『干支』、つまり十二支が決まった経緯は、確かこのような話だったように思います。 私は小学生中学年の頃、いわゆる‘お昼の校内放送’というヤツで、この物語の朗読を聞き、その時思い描いた光景は、今でも脳裏に焼き付いています。 この手の昔話は、大体の場合、どこか教訓めいていたり、若しくは、今では何の気なしに使っている言葉や習慣の期限であったりしますよね。『干支物語』はそのうちの後者、つまりに当てはまると思います。 このエピソード、有名なのはおそらく、これらの2つではないかと。 ●ネコが干支に入っていない理由 どちらの話も、一見習慣へのこじつけの様でもありますが、そこには教えも隠されています。 ネズミは賢く、したたか。 したたかと言えば、「カラス」も仲間に入りそうなんですが、何故か十二支にはいませんね。 この物語は、どうせ後世のこじつけでしょう。
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そんなものかと、思いつつ。
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